南いわてオリジナルの食の体験メニューを検討しました
2022.03.24
今年度(令和3年度)、南いわて食産業クラスター形成ネットワーク(以下、食クラ)では、会員が連携し、「食」をテーマとした誘客コンテンツの造成を目指すため、「南いわて食のまちづくり研究会」を設立し、活動を行ってきました。
令和4年3月7日、プラザイン水沢(奥州市)において、今年度の活動のまとめとなる総合検討会を開催しました。
会場では、食クラ会員、講師、関係者等37名が出席し、先進事例から学ぶ講演会、県南食材を使ったオリジナルメニューの提案、首都圏シェフから見る県南食材の魅力について等の検討を行いました。
講演会では、秋保ワイナリーの毛利親房代表取締役から、提唱する「テロワージュ東北」について、事例紹介された他、岩手県南地域へは、「伝統工芸、農畜産物、酒事業者など消費者に伝える要素が豊富にあり、テロワージュ形成の可能性が大きい」と提案もいただきました。
続いて、地元シェフ3名から、それぞれのテーマに基づき、「県南の食材」「地元の酒」「伝統工芸品」を融合させた「南いわてのオリジナルメニュー」が提案されました。
~提案テーマと作成シェフ~
「デザートにも前菜にもなる一品(3品)」(ときよじせつONODERA 小野寺シェフ)
「地もの×地酒のペアリング(4品)」(プラザイン水沢 佐藤総料理長)
「南いわての食材を使用したイタリアン(2品)」(おのひづめ 菅田シェフ)
この他、首都圏の人気飲食店のシェフや岩手県産業創造アドバイザーから、食クラ会員の商材・食材のうち、およそ10品について素材の魅力や特徴を活かす方法などの助言がありました。
研究会では今後も、会員の魅力ある食材の発掘・磨き上げを実施するとともに、南いわてオリジナルの食体験メニューの造成を支援していくこととしています。
今回のイベントは、「FNNプライム オンライン」に掲載されていますのでご覧ください。
https://www.fnn.jp/articles/-/327872
食クラ事務局(県南広域振興局経営企画部産業振興室)